ロンリーハーツクラブ

独りぼっちの人に送る、うんと切ない歌のことば。

【和訳】VOID - Melanie Martinez

f:id:LivingDeadHigh:20230330022132j:image

 

Portalsのリリース日が迫ってきている中 2曲目がリリースされました!

ネガティヴな感情への想いをぶつけた一曲になっています

 

VOID

ヴォイド

 

 

アーティスト

Melanie Martinez

 

収録アルバム

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Portals

 

 

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

[原文:太字、訳文:通常]

In the void

虚空では
In the void

虚空では
In the void, in the void, in the void

虚空では、虚空では、虚空では
In the void, in the void, in the void, in the void…

虚空では、虚空では、虚空では、虚空では…


Baby, I'm spinning ’round the corner

ベイビー、私は角の周りを廻ってる
It's tasting kind of lonely

なんだか寂しく感じてる

And my mind wants to control me

私の心が私を操ろうとする
Ah Ah Ah Empty

虚無感

There’s rotten things left in me

私の中には腐ったものが残されてる
Injected by society

それは社会から入れられたもの

No one here but me to judge me

ここには自分を責める私だけしかいない

 

Pipe down with the noise

その雑音を止めて

I cannot bear my sorrow

自分の悲しみに耐え切れない
I hate who I was before

過去の自分が憎い
I fear, I won't live to see the day tomorrow

明日を生きられないかもしれないと怯えてる
Someone tell me if this is hell

ここは地獄なのか誰か教えてよ


I, gotta escape the void

この虚空から逃げ出さなきゃ
There is no other choice, yeah

他に選択の余地はない
Tryna tune out the voices

心の声を無視しようとしてる
The void ate me

空虚に飲み込まれた私
Look at the mess I've done

私のせいでこの有様よ
There is nowhere to run, yeah

逃げる場所なんて無い
Holding a loaded gun

充填された銃を持って
The void

虚空は


Like a priest behind confession walls I judge myself

告解室の後ろの牧師のように自分を責める
Kneelin' on a metal grater

下ろし金の上跪く
Bloody like a body that has died and it's myself

死んだ私の亡骸のように血濡れになって
Tangled in my own intestines

自分の腸に絡まってる

 

I, gotta escape the void

この虚空から逃げ出さなきゃ
There is no other choice, yeah

他に選択の余地はない

Gotta escape the void

この虚空から逃げ出さなきゃ

 

So strange

妙な気分

I'm trying to find a doorway

出口を探し求めてる
My eyes are staring at me

私の目が自分を見つめてる

And they seem so damn unhappy

その視線はあまりにも不幸せそうだ

C-C-C-Collect my fickle insecurities

気紛れな不安感を集めて

And turn them into beauty

それを美しいものに変えるんだ
Alchemize the dark within me

心の闇の錬金術

 

Pipe down with the noise

その雑音を止めて

I cannot bear my sorrow

自分の悲しみに耐え切れない
I hate who I was before

過去の自分が憎い
I fear, I won't live to see the day tomorrow

明日を生きられないかもしれないと怯えてる
Someone tell me if this is hell

ここは地獄なのか誰か教えてよ


I, gotta escape the void

この虚空から逃げ出さなきゃ
There is no other choice, yeah

他に選択の余地はない
Tryna tune out the voices

心の声を無視しようとしてる
The void ate me

空虚に飲み込まれた私
Look at the mess I've done

私のせいでこの有様よ
There is nowhere to run, yeah

逃げる場所なんて無い
Holding a loaded gun

充填された銃を持って
The void

虚空は

 

Like a priest behind confession walls I judge myself

告解室の後ろの牧師のように自分を責める

Kneelin' on a metal grater

下ろし金の上跪く
Bloody like a body that has died and it's myself

死んだ私の亡骸のように血濡れになって
Tangled in my own intestines

自分の腸に絡まってる

 

I, gotta escape the void

この虚空から逃げ出さなきゃ
There is no other choice, yeah

他に選択の余地はない
Tryna tune out the voices

心の声を無視しようとしてる
The void ate me

空虚に飲み込まれた私
Look at the mess I've done

私のせいでこの有様よ
There is nowhere to run, yeah

逃げる場所なんて無い
Holding a loaded gun

充填された銃を持って
The void

虚空は

 

♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

Void = 虚無、空虚

 

この曲の告知投稿の画像にはこのような文面が書かれていました

 

空虚

自分の最後の人生の深い内省しかない静かで空っぽの奈落

感情、意思、行動の処理

あなたを責める人は神も、人間も、誰もいない、

そこにいるのは誰よりも残酷な批評家、あなた自身だけ

自己反省をし自分自身をより深く学ぶ

この段階に繋がる現世での行動:

-深い不安感の克服

-瞑想を通じて心の声を鎮める方法を学ぶ

-内省は厳しくなりうるが、自身の魂にとって大きな価値がある (意訳)

自分自身の行動や感情を省みるということで、自分を深く知ることで自信を高めることに繋がるが、自己嫌悪や不安感の焦燥などにも繋がる心の闇、といったところでしょうか

 

There’s rotten things left in me

私の中には腐ったものが残されてる
Injected by society

それは社会から入れられたもの

この部分はいろいろな解釈があるかと思います

私は社会から刷り込まれた誤った思想、偏った美の固定観念などが自分の心の中で腐っていき、蝕んでいく様子を想像しました

メディアや広告の影響を受け、自分は不十分だ、出来損ないだ、と感じてしまう人は多いのではないでしょうか

 

Like a priest behind confession walls I judge myself

告解室の後ろの牧師のように自分を責める

告解室というのは教会にある罪を告白するための小さな部屋

仕切りがあり、その壁の向こうには牧師がいてそちらに自分の誤ちを告白します


Kneelin' on a metal grater

下ろし金の上跪く

自分の身を擦り削られるような苦しい状況を表しています


Bloody like a body that has died and it's myself

死んだ私の亡骸のように血濡れになって
Tangled in my own intestines

自分の腸に絡まってる

過去の自分が自分自身をさらに陥れ、苦しめる様子の比喩です

 

C-C-C-Collect my fickle insecurities

気紛れな不安感を集めて

And turn them into beauty

それを美しいものに変えるんだ
Alchemize the dark within me

心の闇の錬金術

この部分では自己反省を通じて、ネガティヴな感情を克服し昇華させる姿が描かれています

苦しい感情から美しいものを生み出す、まさに錬金術のようです

 

この曲の歌詞は一見とても暗く悲しいものではありますが、これもまた過酷な心の試練の一環であり、魂の浄化に繋がる大切なプロセスとして描かれています

 

またこの曲の告知投稿のキャプションで、メラニーはアルバムについてこう語っています

 

このアルバムの曲は全て、この数年で読んできた人生の自己回帰セラピー本をベースにしてる、特に生と死の間の局面について

どれも全て現世のテーマを装っていて、実際には二重、三重もの意味を含んでる、地上にいる間も人間たちが繋がりを感じられるように周波数を生み出してるんだ

過去作品もとてもコンセプチュアルだったメラニーですが、今回はより自身の心に深く関わった、パーソナルなアルバムになりそうですね!

 

またこの曲とは直接関係がないのですが、何度試しても自分のコメントがブログに反映されない状態になっていて、コメントに返信ができなくなってしまっています🥲🥲🥲

せっかく頂いたコメントにお返事ができないのがもどかしいですが、全て読ませていただいてます!

本当に励みになります、みなさん温かいコメントありがとうございます🙇🏻❤️

 

VOID

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