ロンリーハーツクラブ

独りぼっちの人に送る、うんと切ない歌のことば。

【アーティスト紹介】Marina (Marina and the Diamonds)

さて、和訳ブログを始めてみたわけですが…

初回はアーティスト紹介から行こうと思います。

今回のアーティストは

Marina マリーナ

または旧名

Marina and the Diamonds

マリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズ

です。

 

2018年末に歌手としての活動名をMarina and the DiamondsからMarinaへと変更しました。

 

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わたしのはてなでのアイコンもマリーナ。

かわいい。

 

まぁ旧名の長い名前を聞いた時の最初の印象としては、

 

え、他のバンドメンバーどこ?

 

バンドみたいな名前ですよね、リードボーカルがマリーナで、後のバンドメンバーがダイアモンズか、みたいな。

実際よくバンドだと間違われてます。

彼女は

ソロのシンガーソングライターです。

じゃあダイアモンズは何かっていうと、

ファンのことである、というのが通説のようです。

 

つまり私たちがダイアモンド。

あなたも私もダイアモンド。

キラキラ。

 

💎✨

 

まぁマリーナ自身が公言したわけではないみたいですが…

 

彼女はアメリカでの活動がメインですが、出身やデビューのルーツはイギリスにあります。

彼女は🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿ウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿出身なんですね。

ウェールズというのはイギリス、つまり北アイルランド連合王国の中の1つの国です。

 

本名は

Marina Lambrini Diamandis

マリーナ・ランブリニ・ダイアマンディス

 

そう、ダイアモンズは彼女の本名のダイアマンディスのもじりでもあるんです。

かしこ〜い!

 

幼少期

マリーナは幼少期から音楽と深く接してきました。

子ども時代通っていた学校で聖歌隊に参加しており、そこで自分の才能に気づいたそう。

そこで出会った素晴らしい音楽教師の支えもあり、音楽にのめり込んでいくマリーナ。

ただ家庭が貧しく、そのことで悩んでいたこともありました。

16のとき彼女は父の出身地であるギリシャへ引っ越しますが、2年後にまたウェールズへ。

ロンドンへ引っ越したマリーナは歌手になる夢に「病気かと思うぐらい」取り憑かれ、そこから音楽活動を熱心に始めます。

 

デビュー後、3時代のマリーナ

マリーナには現在大きく分けて3つの時代、eraが存在します。

和訳記事があるものはタイトルクリックで記事へ飛べます

 

The Family Jewels

ザ・ファミリー・ジュエルズ

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2010年発売

テーマは「商業主義の誘惑、現代社会の価値、家族、そして女性の性的衝動」。

マリーナのデビューアルバムとなります。

収録曲

  • Are You Satisfied?
  • Shampain
  • I Am Not a Robot
  • Girls
  • Mowgli's Road
  • Obsessions
  • Hollywood
  • The Outsider
  • Hermit the Frog
  • Oh No!
  • Rootless
  • Numb
  • Guilty
  • The Family Jewels (iTunes盤、日本盤のみ)
  • Seventeen (日本盤のみ)

19万枚以上を売り上げ、マリーナのデビューを華々しく飾りました。

このアルバムは日本でも発売され、その際プロモーションでは

マリーナの輝きの前ではダイアモンドまでもがひざまずく。

2010年、世界の家宝(FAMILY JEWELS)となる日も近い。

と紹介されています。

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Electra Heart

エレクトラ・ハート

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2012年発売

アルバム全編を通して、エレクトラハートという冷酷で無慈悲な女性のキャラクターを描いた一枚。

収録曲

  • Bubblegum Bitch
  • Primadonna
  • Lies
  • Homewrecker
  • Starring Role
  • The State of Dreaming
  • Power & Control
  • Living Dead
  • Teen Idle
  • The Valley of the Dolls
  • Hypocrates
  • Fear and Loathing
  • Radioactive (特別盤のみ)
  • Sex Yeah (特別盤のみ)
  • Lonely Hearts Club (特別盤のみ)
  • Buy the Stars (特別盤のみ)
  • How to Be a Heartbreaker (iTunes盤のみ)

またアルバムには収録されていませんが、もともと収録されるはずであった

  • Electra Heart

があります。

マリーナのアルバムの中でも凄まじい人気を誇り、この時期が彼女の黄金期だ、と多くのファンが考えています。

ちなみに特別盤のみ収録の"Lonely Hearts Club"は当ブログの名前の由来です。ウフフ。

 

Electra Heart [Explicit]

Electra Heart [Explicit]

 

 

FROOT

フルート

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2015年発売

重々しく悲劇的な曲をメインに取り扱った"Electra Heart"と打って変わり、

幸福であることへの祝福」を綴っている、とマリーナは言います。

収録曲

  • Happy
  • Froot
  • I'm a Ruin
  • Blue
  • Forget
  • Gold
  • Can't Pin Me Down
  • Solitaire
  • Better Than That
  • Weeds
  • Savages
  • Immortal

"Froot"は果実を表す"Fruit"の綴りを変えたもの。

"O"の丸みを帯び、繋がった形が気に入って採用したそうです。

実はわたしがマリーナと出会った最初の曲が"Froot"でした。かなり最近。

 

Froot

Froot

 

 

ダイアモンドとの別れ

2018年末、Marina And The Diamondsという名前からMarinaへと活動名を変更しました。

小さな事かもしれませんが、これは彼女の新時代の幕開けを意味するのでした。

 

Love + Fear

ラヴ+フィアー

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2019年発売

Marinaへと名前を変えてから、初めて発売するアルバムです。

「愛」と「恐怖」という対になるものを取り上げています。

アルバム中の前半8曲はLove「愛」を表しており、後半8曲はFear「恐怖」を表しています。

収録曲

Love

Fear

  • Believe In Love
  • Life Is Strange
  • You
  • Karma
  • Emotional Machine
  • Too Afraid
  • No More Suckers
  • Soft To Be Strong

 

Love + Fear

Love + Fear

 

 

 

新しいステージへと歩み始めたマリーナ、これからどんな姿を見せてくれるか大変楽しみです!

 

後2人紹介したいアーティストがいるので、紹介が終わった後、曲の和訳記事を書きたいと思います〜!